パナマ ゲイシャコーヒー を飲んで

今年はジャマイカのコーヒー生豆が減産となっております。ジャマイカのコーヒーといえば、「ブルーマウンテン」ですが、ジャマイカのコーヒーは大きく分けてブルーマウンテンと非ブルーマウンテンと分けられています。意外と非ブルーマウンテンの方がブルーマウンテンよりも美味しいという話もよく聞きます。

しかし、今年はブルーマウンテンも非ブルーマウンテンもほとんど流通していません。2年前はジャマイカのコーヒーが余っていてめずらしく価格が下落していたのが懐かしいです。

そんなブルーマウンテンよりも美味しいといわれているのが、パナマゲイシャです。パナマで生産されるゲイシャ種のコーヒー生豆は数年前にパナマで突如注目を浴びて、今では正解で最も高値で取引されるコーヒーになっています。ブルーマウンテンやCOEを超えるのか??という疑問を持たれる方はコーヒーつうですね。

パナマゲイシャ

geusha-drip

 

ゲイシャ種はやや細長の外観が特徴です。ドリップすると、外観はごく一般的なコーヒーです。

香りがまるで違います。これがコーヒーの香り?と思うほど特徴的な香りを放っています。

味は、バランスがよいわけではなくやはり独特の味と余韻(Long After Taste です)が他のコーヒーと違うことがすぐにわかります。おいしいのか?・・・きっとおいしいです。また飲みたくなる、飲み終わっても心地よい余韻が続く、といった点は「美味しい」ということだと思います。プロのカッピングで高い評価を得ているとい点も納得です。

ブルーマウンテンやクリスタルマウンテンの滑らかさとバランスは素晴らしいですが、ゲイシャのほうがより飲みたいと思わせるコーヒーです。スタバで1杯2000円、コーヒー豆は250gで10000円、で日本でもメジャーになりつつあります。

価格が高過ぎて毎日飲めないのですが、自分で焙煎してパナマゲイシャを飲めるのは幸せです。

流通量が激減しているブルーマウンテンに替わるほどの生産量はないと思いますが、消費者の心の中ではブルーマウンテンからゲイシャにシフトする可能性が十分あると思います。

ちなみに、パナマのゲイシャ以外のコーヒーも評価が高いです。また、パナマ以外でもゲイシャは栽培されています。コロンビアやコスタリカからも輸出される日が来るのでは??

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2014年12月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : coffee roaster