コーヒー相場を高値圏に押し上げているブラジルの旱魃の影響について、データがでてきました。
最も楽観的な4950万袋から悲観的なも4170万袋です。その差は約800万袋で、エチオピア1国の生産量よりも大きな数値なんです。
情報ソースは、USDAが4950万、CONABが4457万、CNCが4170万と発表しています。
ブラジルの旱魃?と思う方も多いのではないでしょうか。現在ブラジルで開催されているワールドカップの試合を見ると雨が降っています。スタジアムのある平地とコーヒー栽培の標高1000m以上では気候はことなるのでしょう。
また、2月から3月にごろの開花後に旱魃だったという少し古い話となります。
前年のブラジルは、豊作で5370万袋でした。4000万を割るとさらに高騰するだろうと言われていましたのでこれ以上のコーヒー豆高騰は可能性が小さくなったと思います。次は、旱魃だった影響がありうるので10月に開花するかどうかとのことです。劇的にコーヒー価格が下落する可能性も少ないということだと思います。