アイスコーヒーは喫茶店やカフェで提供されていますが、自宅で作れる本格的なアイスコーヒーをご紹介します。
ここでは簡単につくれて、すぐに飲める”冷たいコーヒー”をご紹介します。一般的なアイスコーヒーは、濃厚でドロっとしたコーヒーですが、それに比べるとさらりとしたコーヒーで口あたりもやわらい風味です。
準備するコーヒー豆(粉)はアラビカ種のコーヒー豆を選びます。一般のアイスコーヒーはロブスタ種のコーヒーを使用しているものが多くなっています。
できればグレードの高い原料(コーヒー生豆)で、水洗式、やや深煎りを選びます。
コーヒー豆の専門店なら教えてくれると思います。
コーヒー豆は、ホットコーヒーを作るときと同じ粗さで挽いて下さい。粉の量は、ホットコーヒーの2倍を使用します。
目安といたしまして、コーヒー粉40gと350mlの水を準備します。水は沸かして沸騰させます。
大き目のサーバー、デキャンタに氷をたっぷり入れます。
コーヒーはお湯で抽出しますので、氷は溶けていきます。コーヒーの抽出後に氷が残るようにします。
氷入りのサーバーやマグカップにコーヒー粉をセットします。
ホットコーヒーと同じ容量でお湯を注いでコーヒーを抽出します。
抽出が終了したときに氷が残っているように氷はたっぷりと入れておきます。
コーヒーの抽出が終わったら氷は捨ててすぐに冷蔵庫で保存すると1~2日は美味しく飲めます。
濃厚なドロっとしたコーヒーではないので、飲む時は氷なしか少なめにして飲みます。
冷たいコーヒーはホットコーヒーよりも味がはっきりと出ます。ホットコーヒーは熱いため、感覚が麻痺しごまかされる面もあります。冷たいコーヒーは、雑味や渋みなどを感じやすくなります。そのため、選んだコーヒー豆の風味がより顕著になります。コーヒー豆の選び方も重要になります。冷たいコーヒーは使用する水の風味の影響も大きくなりますので水選びも楽しめます。軟水の浄水かピュアウォーターを選びましょう。
ホットコーヒーは、抽出したときから劣化しますので淹れたら早めに飲みましょう。冷たいアイスコーヒーはホットコーヒーよりも劣化速度が遅くなります。飲まない分は抽出したらすぐに冷蔵庫で保管してください。
ホットコーヒーを抽出してから氷で冷やす方法はNGです。氷の上にコーヒーを抽出して瞬間冷却することがポイントです。飲むまでに時間のある方は水出しコーヒー(10時間以上かかります)がおすすめです。
ピンバック: コーヒーは間違った飲み方をすると眠くなるって本当?「アイスコーヒー」と「冷えたコーヒー」の違いは? | メリケン