タンザニア産 コーヒー生豆エーデルワイスはABグレードとなります

タンザニア産のプレミアムグレードのコーヒー生豆として、人気のありますエーデルワイスについて、

従来はAAグレードが流通しておりましたが、流通在庫および当社在庫ともなくなってしまいました。

コーヒー生豆エーデルワイスABグレードを代用することにいたしました。

 

タンザニアのコーヒー豆は「キリマンジャロ」の愛称で知られていますが、生産量は少ない地域です。

現地の様子を聞きますと、輸送や港での諸所の課題がありコーヒー生豆を生産した後の輸送・輸出までに多くの労苦があるそうです。

道路鉄道などのロジスティクスのインフラや港湾の効率化など、今後の投資が行われることが予想されます。

 

コーヒー生豆の生産国・輸出国で総合的に優れているのは、ブラジルとコロンビアです。

産業として完成されているので、相対的に品質が高くて安価という”割安”なコーヒー豆が多くあるように思います。

ブラジルの生産量は世界の30%を占めますので、品質と商品の種類、価格を加えてコーヒー王国といわれるゆえんです。

ただ、今年のようにブラジルで雨が少ないとコーヒー豆価格相場へのインパクトが大きくなります。

本日の夜中、2014年7月6日未明は、サッカーワールドカップの ブラジルvsコロンビア です。

ナチュラルコーヒーvs水洗コーヒー、ブルボン系vsティピカ系といった世界を代表するコーヒー生豆産地の対決でもあります。

コーヒー生豆のコンテスト

コーヒー生豆のCOE(カップオブエクセレンス)は毎年各地で受賞したコーヒー生豆のオークションが行われています。

2014年の5月29日(木)にニカラグァからはじまりましたCOE2014のオークションの中米シリーズは本日7/2のグァテマラと7/9のメキシコで終了となります。

COEは、コーヒー生豆について、その年に収穫されたコーヒーの中から最高品質のものに送られる賞で、中米・南米・アフリカ各国でコンテストが行われています。国内予選を勝ち抜き、国際審査会において世界各国の国際審査員より風味・品質に焦点をあて、ユニークで稀有なコーヒーとして評価されたわずかなコーヒーだけが称号と授与されたコーヒーが『カップ・オブ・エクセレンス-Cup of ExcellenceR』として世界に知れ渡ります。雑味がなく高品質のスペシャルティコーヒーだけが持つ特有の風味、口に含んだ量質感、心地よいアロマと活き活きとした酸味、甘い果物を思わすフレーバーを兼ね備えています。

2014年の中米のコーヒー生豆のCOE開催スケジュールは

ニカラグア 5月29日(木)
サルバドル 6月9日(月)
ホンジュラス 6月18日(水)
コスタリカ 6月24日(火)
グアテマラ 7月2日(水)
メキシコ 7月9日(水)

となります。

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現在のところ、伝統国のエチオピア、インドネシア各島、タンザニア、ケニアではCOEコンテストは開催されておりません。コーヒー生豆のオークションも開催されていません。インドネシアのスマトラでCOEが開催されるととても良いコーヒー生豆がでてきそうな気がします。

2014年の中米でのCOEオークションは、コーヒー生豆の落札価格が例年よりも高くなっております。日本で流通するのは9月以降でしょうが、COE2014は非常に高いコーヒー生豆になると思われる。

セラード産コーヒー生豆 アマレロ種

セラード産のコーヒー生豆の写真をUPいたしました。

今から2~3ヶ月の間はコーヒーの焙煎は過酷な時期ですね。

日々200℃の釜の近くでコーヒー豆を焙煎しております。

自宅で手網での焙煎をしていると、この時期にくじける方が多くいるそうです。

セラードアマレロ-(2)

国 : ブラジル
エリア : ミナスジェライス州セラード地域
品種 : ブルボンアマレロ
収穫:5月下旬〜8月下旬
生産処理 : Semi-Washed(水洗式)
生産処理 : 16-18

コーヒー生豆のブルボンアマレロ品種は、数多くの品質コンクールにおいて毎年安定的に上位入賞することから、ブラジルで美味しいコーヒーを生産するためには欠かせない品種となりました。
現在では多くの産地でこのアマレロ種のコーヒー生豆を増産傾向にあります。
コーヒー生豆のブルボンという品種は100種類以上研究所にあり、中でも生命力が高く、それぞれの産地に適しているものが選ばれ、一般の農園で植えられていきます。
現在ではヘクタール当たりの生産量も多くなり、特別な希少価値は昔ほどありません。
コーヒー生豆を焙煎した後の味覚の面から優れていることも多く、プレミアム価格が付くことがありますので、スペシャルティマーケットとともに今後も増産の可能性はあります。

由緒正しき王家や貴族には必ず系図が存在し、その歴史を現しています。 エチオピアで生まれたコーヒーにも系図があり、その祖先をたどっていくとコーヒー生豆はティピカ種とブルボン種にたどり着きます。ブルボン種は大航海時代にブラジルの地に定着し60年代にはブラジルの全土で栽培されるようになりました。その後、度重なる天災とブラジル政府の国策により、より多収穫で病害虫に強いハイブリッド品種に植え替えられていきました。サントスNO2に代表される生産国ブレンド型はやがて品種ごとの収穫を排除させ、100%ブルボンは失われていきました。
1989年にブラジルコーヒー院が崩壊し、輸出の自由化と共にブルボン種を守り続けた数少ないコーヒー生豆生産者から100%ブルボン種の収穫が復活しました。コーヒーの系図の最上級にあたるブルボン種は他に追随を許さない香味を持ちます。人類の進化の歴史の様に長い系図は一つの文化が成熟した時に見せる華麗さと繊細さを併せ持つ王家として君臨される最高級なコーヒーと言えます。

ブラジルのコーヒー豆生産量が発表されました

コーヒー相場を高値圏に押し上げているブラジルの旱魃の影響について、データがでてきました。

最も楽観的な4950万袋から悲観的なも4170万袋です。その差は約800万袋で、エチオピア1国の生産量よりも大きな数値なんです。

情報ソースは、USDAが4950万、CONABが4457万、CNCが4170万と発表しています。

 

ブラジルの旱魃?と思う方も多いのではないでしょうか。現在ブラジルで開催されているワールドカップの試合を見ると雨が降っています。スタジアムのある平地とコーヒー栽培の標高1000m以上では気候はことなるのでしょう。

また、2月から3月にごろの開花後に旱魃だったという少し古い話となります。

前年のブラジルは、豊作で5370万袋でした。4000万を割るとさらに高騰するだろうと言われていましたのでこれ以上のコーヒー豆高騰は可能性が小さくなったと思います。次は、旱魃だった影響がありうるので10月に開花するかどうかとのことです。劇的にコーヒー価格が下落する可能性も少ないということだと思います。

 

コーヒー生豆ブラジル

コーヒー生豆 COE2013ブラジルEH 完売

COEロットのコーヒー生豆、ブラジル2013アーリーハーベストの販売を終了いたします。

COEのコーヒー豆は1期のみのロットで、1回のオークションですべてが取引されています。

このため、追加での購入が難しくなっております。

 

2014のCOEは、コーヒー豆が高騰している背景もありいずれも開催国でも落札価格が高値となっております。

7月上旬にはグァテマラとメキシコでオークションが開催されます。グァテマラは落札したいと思います。