コーヒー生豆 ブラジルセラード地方をサンプルロースト

ブラジルの干ばつでコーヒー生豆の相場が高値のままとなっています。円安もくわわり、コーヒー生豆の日本での流通価格は高値となっています。来期のコーヒー豆の高値圏と予想されています。

ブラジルのコーヒーはプレミアムグレードも含めて、今期のもののほうが品質が良いと予想されます。

いくつかブラジルのコーヒー生豆をローストしています。

セラード地方ナチュラル精製のコーヒー生豆を取り扱おうと思っています。

コーヒー生豆

数種類のコーヒー生豆をサンプルローストしてみましたが、その中で価格と風味から取り扱いを決めました。

焙煎してから1週間以上経過したときの風味で最終決定します。

 

サンプルローストといっても、現在はサンプル専用のロースターは所有していないので、自社焙煎のサンプルローストは5kg釜で数百グラムの焙煎を行っています。釜の容量に対して投入するコーヒー生豆が少なすぎるので焙煎はとても難しいです。商社によりましては少量焙煎専用のサンプルロースターで焙煎したコーヒー豆を提供してくれる場合もありますが、結局は自社で焙煎して風味を評価することにしています。

2014年10月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : coffee roaster

コーヒー生豆相場が再度急騰

今年は年初にブラジルの干ばつなど悪い材料が重なりコーヒー生豆の価格が急騰しました。ここ最近は落ち着いていましたが、再び急騰しています。

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ブラジルの干ばつが影響しているらしいのですが、日本は水害が出るほどです。

大方の予想通り、今年は大きく値が下がることはないだろうという予測が当たってしまいそうです。

さらに来年のブラジルでのコーヒー生豆の収穫への影響懸念が消えませんので、来年も高値圏となる可能性が高いと考えられます。

200セント超えの状況ですので、仕入れも慎重にせざるを得ないだとうと思います。

10月ごろから日本ではコーヒーの需要が旺盛となりますがグレードの高いコーヒー生豆を選場ざるを得ないかもしれません。すでにグァテマラ、マンデリンはプレミアムグレードも高値で例年よりも品質が落ちている銘柄も見受けられます。

来年のブラジルの減産を予想しますと、今年はブラジルをたっぷり飲んでおくという選択もあります。

ブラジルは世界のコーヒー生豆の輸出量の約30%を占めています。

2014年9月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : coffee roaster

高級コーヒーでコーヒーゼリーを自作

暑い日々が続き、数日涼しくなりまた猛暑、このパターンは消耗します。

夏でもコーヒーはホット&ブラックで飲んでいます。

ただ、もうひとつ夏にコーヒーゼリーを楽しんでいます。

こだわりのコーヒーゼリーを自作しており、なかなか評判もgoodです。

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この写真は、緩めにつくったコーヒーゼリーです。

高いグレードのマンデリンコーヒーを100%使用したコーヒーゼリーで

しっかりとした風味が、コーヒー並みとまではいかずとも市販品との差

は歴然です。

もちろん、砂糖は使用していません!

 

 

 

2014年8月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : coffee roaster

コーヒー焙煎機を解体

本格的直火式コーヒー豆の焙煎装置をできるだけ解体して掃除と部品交換を

行いました。

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↓冷却部と正面を外した状態です。

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コーヒー豆の焙煎装置は清掃を怠ると、

煙突内で火がつく、部品が壊れるなど重大な事故になる可能性があります。

メンテナンス用品は欠かせないです。

2014年8月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : coffee roaster

「お勧めのコーヒー生豆」

「おすすめのコーヒーは何ですか?」と聞かれることがあります。

コーヒー豆を扱い始めて10年以上経過しましたが、一番多い質問(?)かもしれません。

この質問への回答をどのようにしたらよいのかとても悩むところです。

特に、コーヒー生豆について質問されるときは一層悩みます。

まずはなんといってもすべきことは、質問の意図を把握することです。これはができれば回答内容をどの程度細かくするかを決めることができます。

と申しますのも、この質問「おすすめのコーヒー生豆は何ですか?」という質問への回答は複数のパターンがあり得るからです。回答内容の濃度という点からいえば、10人8色くらいにはなるのではないかと考えられます。

焼き豆(レギュラーコーヒー)ですと、風味の好みで済むので2,3質問するとその人に合うものをお勧めすることもできますし、質問の文字のとおりに”私がすすめる”コーヒーを開示すれば充分ということになります。多くの場合は、前者を求めているように思います。焼き豆についてはまたの機会に投稿したいと思います。

コーヒー生豆の場合は、風味の好みだけでお答えするわけにはいかない内容だと思うわけです。焙煎加工して飲むことが前提だということはほぼ間違いないのですが、焙煎技術を向上させたい、コーヒー銘柄に対するノウハウの幅を広げたい、おいしく飲みたいといった観点に、質問される方が想定されている焙煎内容(方式、濃度、手法)、風味の趣向性、焙煎技量の度合いなども考慮されるべきものと考えられます。どの要素を見ても価格合理性も必須です。価格合理性は、こちらの基準は日々接している流通価格という基準で見ておりますが、質問される方の情報量はそれぞれとなるうえに、値ごろ感は比較することが要件であることが多いと思っています。自分自身も絶対的な価値基準を持っているわけではなく、比較の上に判断することのほうが多いからです。

たとえば、Aというコーヒー生豆が1000円で、Bという生豆が500円だとすると、500円が安いということは言うまでもありません。値ごろ感ということになると、品質やプレミアム要素などAとBの500円の差あるいは2倍となる要因はなんだろう?ということが考慮されて判断することになります。そのうえで、Aは割安なおか割高なのかということになります。

そんなわけで、「おすすめのコーヒー生豆は何ですか?」はとても難しい質問だと思っており、ご質問いただいた方にはいくつも質問をしてその方に勧める銘柄を頭の中でsearchしています。もし、このブログを見ていただいたら、質問する際にできるだけ多くのヒントを付け加えることをお勧めします。焙煎方法や、想定濃度、いつも使用している生豆の産地やグレード、ハンドピックはいとわないのか?、コーヒー焙煎の上級者?、好きなコーヒー銘柄や風味の特徴などなんでも助かります。

コーヒー生豆のグレードについては、グァテマラについての投稿を参考にしてください。